〜もっと世界を見てみたい!〜たじはるのWorld Travel
私が初めて南米へ行ったのは20歳のとき。「南米は遠くて危険。」遠く離れたこの大陸へ行ってみたい気持ちがありながらも日本からの距離や危ない都市のイメージが先行し、踏み出せずにいました。そんな私は成人を迎え、節目の年齢になったこのタイミングで一生忘れられない思い出を残したくて、旅に魅了され始めてからずっと憧れていたマチュピチュへ行くことを決めました。

そんなマチュピチュはこれからがシーズン。と、いうことで今回はこの世界が誇る遺産をご紹介します!
マチュピチュへは“クスコ”という都市のポロイ駅からマチュピチュ駅(アグアスカリエンテス駅)までペルーレイルに乗って向かいます。時間はおよそ3時間。
▲クスコの中心地から車で約20分の場所にあるポロイ駅
▲世界で2番目に標高の高い場所を走る列車「ペルーレイル」
ペルーレイルは値段の異なる「ハイラム・ビンガム」「ビスタドーム」「バックパッカー」という3ランクに分かれていて、購入したチケットのランクによってサービスなども違ってきます。
マチュピチュへの鉄道チケットは当日だと売り切れている可能性も高いので前日までに往復で購入しておくと良いですよ!
▲私が乗ったのは中ランクのビスタドーム。この列車の注目すべき点は横にも上にも広がる大きな窓。マチュピチュまでの景色を楽しむには最適です!
標高約2000mの場所にあるマチュピチュ駅(アグアスカリエンテス駅)に到着!駅を出ると周りは大きな山に囲まれて自然たっぷり、空気が澄んでいるのが全身で感じられました。 駅はマチュピチュの麓にある「マチュピチュ村」にあり、この村は“田舎ののんびりとした小さな村”というような雰囲気で治安も良く、地元の人たちが散歩をしていたり子供たちが水遊びをしている姿なども見られました。
▲南米らしいカラフルでアーティスティックな入口のレストランも多数。
到着日はマチュピチュ村を楽しみ、翌日の早朝、駅からマチュピチュの入口まで行けるシャトルバスに乗るべくAM4:00には駅へ。AM5:30から運行が始まるこのシャトルバスですが、マチュピチュ遺跡で朝日を見るために多くの人が早起きをして並ぶので、出遅れてしまうとバスに並んでいる途中で朝日を迎える、なんてことも…。
エントランスを入ったら少しばかりのトレッキング。写真などでよく見るマチュピチュ遺跡はエントランスを入ってすぐの場所にはないので、あの光景を見るべく道なりに進んで行きます。
そして、ようやくたどり着いた遺跡を見下ろせるこの絶景ポイント!テレビや本などで何度も見て憧れていた場所に自分がいると思うとまるで夢のよう。 そしてさらに私の心を震わせたのは待ちに待っていた朝日。少しずつ昇る朝日が歴史ある遺跡を照らしていきます。
朝日で照らされた遺跡はとても綺麗で、自然と私の目から流れた涙。「人は受け止めきれないほどの感動を感じると、自然と涙が流れる。」というのを聞いたことがありましたが、それを人生で初めて体験した瞬間でした。 朝日が昇りきったのでマチュピチュ遺跡を歩いていくことに。
様々な謎に包まれた天空の都市、マチュピチュ。15世紀のインカ帝国時代に造られたこの場所はかつて人々が過ごしていたと言われていますが、屋根のある一軒ずつの石積みの建物は500年もの間崩れることなく今もなお健在しているため世界中の専門家たちが当時の技術をとても評価しています。 コンパスを置くと石の角が東西南北を正確に指している石や、水を張って天体観測をし、星の位置を確認していたと言われる石臼など昔の人々の驚く技術が施された場所を見ることができました。
何百年も昔にインカの人々によって造られたこの場所はまさに世界が誇る遺産であり、「絶景」などの一言では表してはいけないように思うほど色々なことを考え、感じられる場所。インカ時代の人々が造り上げた都市を歩けたのは私の人生にとって貴重な体験であり、20歳という年齢で訪れられて良かったと心から思えました。私は成人という節目の歳でしたが、誰にでもあるような特別なタイミングで今まで敬遠していた場所を訪れてみる、そんな旅行を計画してみてはいかがでしょうか?

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